こんにちは!今回は私が最近見つけたおすすめのマッサージオイルを紹介したいのですが、その前にあなたは「ランナーのセルフケア三種の神器」という記事はもうご覧になられましたか?まだご覧になっていない方は是非下記のURLよりご覧ください。
今回私がご紹介したいのは、ターメリックアーユルヴェーダマッサージオイルです。アーユルヴェーダってよく聞くけど、なかなか怪しい言葉ですよね(笑)アーユルヴェーダってつけとけば、なんかそういう層には売れそうみたいな、そんなマーケティング戦略を感じなくはないのですが、別に悪口ではなく、私も割とアーユルヴェーダ系の商品は好きです。アーユルヴェーダという言葉はヒンドゥー教のアユスとヴェーダという二つの語から成る言葉で、直訳すれば生命科学です。意訳するならば医学のことです。
なので、本来は医学くらいの意味で、別に特別な意味はないのですが、インドや中国を流れとする東洋医学と西洋医学には大きな違いがあります。西洋医学は乱暴な言い方をすれば、問題を見つけ出してそれをつぶしてしまおうという考え方です。あるいは、機械のように部品を交換してしまえば良いという発想です。ですので、手術やアスピリン、イブプロフェンなどの消炎剤が発展しました。
一方の東洋医学の流れとしては、病気や痛みが生じるのは体が本来持っているバランスが崩れている、自然治癒力が低下しているという考え方です。で、結論から言えば、この捉え方の方が本質をとらえています。病気には大きく分けると2つあり、1つ目はガン、アルツハイマー、心筋梗塞、脳卒中、関節炎、二型糖尿病などの体内で進行する進行性の病気です。これらは、明らかに自分で自分の体内に病気や痛みを作っているので、ガンを手術で取り除いたり、放射線治療でがん細胞を殺すというのは本質的とは言えないです。もちろん、そんなこと言っても放っておいたら死んでしまうので、それはそれで必要なのですが、副作用や体への負担も大きいですし、何よりも本質的な治療とは言い難いので、いったん取り除いてもまた、再発する可能性も結構あります。
2つ目は、風、インフルエンザ、コロナウイルスなどの外部から入ってくる感染性の病気です。これらの病気に関しても、実はそこまで内と外に分けることは出来ません。というのも、ウイルスも最終的には細胞によって細胞内に取り込まれているからです。余談ですが、ミトコンドリアも進化の過程の中で、勝手に住み着いた寄生虫(ウイルス)のようなもので、そのウイルスと陸上に住む動物との間に共生関係が生まれたのではないかという学者さんもいます。ちなみに、フィクションですが、人間に寄生したミトコンドリアが暴走し、人間が乗っ取られてしまうという小説もあります。
話を東洋医学に戻すと、病気はその人の生命活動の一部であり、病気と人体が別個に存在している訳ではないのです。病気というのは、所詮人間にとって望ましくない生命活動全般を人間の都合で病気と言っているだけで、中立的に見るなら、ご飯を食べてそれを消化して、エネルギーに変えるという生命活動の一部と変わりません。
病気を人体の一部としてとらえるなら、やはり人体の側にアプローチして、自然治癒力を高める方向にもっていった方が良いでしょう。ちなみに、古代の東洋医学は鍼灸、マッサージ、気功の三種類がメインとなるのではないかと私は考えています。そして、マッサージは圧を加えるものと、油を使ってやるオイルマッサージの二つに大別できます。そして、このうちのオイルマッサージの方もどのような油を使えば良いのか、どのような薬草を使えば良いのか、そういうことが古代より研究されてきたようです。なので、話がやっとここでつながるのですが、古代インドで使われていた薬草などを使ったマッサージオイルやジェル、サプリメントをアーユルヴェーダという単語を使って分類しているという訳です。
では、何故私がこのマッサージオイルを選んだのかというとウコンとアシュヴァガンダという植物の抽出液が入っているからです。これらの植物の成分には抗炎症作用があり、炎症を抑えてくれます。特にウコンに含まれるターメリックという成分の抗炎症作用は強く、イブプロフェンの5分の4に匹敵すると言われています。ウルトラマラソンの世界で長らく世界一に君臨し続けたスコット・ジュレクという選手がいるのですが、このスコット・ジュレクという選手は捻挫をした時に、イブプロフェンやアスピリンを使わずにターメリックを豆乳に溶かして何倍も飲んだり、ターメリックの粉を湿らせた紙にすり込んで患部に巻き付けたりして、治していました。
ところで、炎症というのは0か100ではなく、程度にかなりの差はありますが、練習後というのは多かれ少なかれ炎症反応が起きています。特に坂ダッシュやインターバルなどの質の高い練習をした後は特に炎症反応が起きています。なので、マッサージオイルにこういった炎症反応を抑える成分が含まれていると嬉しい訳です。
とはいえ、実は買う前はそこまで期待していませんでした。というのも、こういうのって売り文句として書いていて一応入ってはいるけれど、ほんのちょっとしか入っていなくて、実は全然効かないということもよくあるからです。そして、何よりも価格が2000円ちょっとなんですよ。なんか、期待は出来ない価格ですよね(笑)じゃあ、何で買ったのかということですが、先日リリースした電子書籍『ピーキングの極意』の購入者様に先着50名様限定で製本したものをお送りしていたので、業務用のステイプラ―が必要だったのですが、その時に2000円以上の商品と一緒に購入すると、翌日届くというオプションがついていたからです。そんな訳で、私もアマゾンの商品販売戦略に飛んで火に入る夏の虫のごとく飛びついて買ったという訳です。
ですが、使ってみるととても良かったです。先ず、私がこのマッサージオイルに求めていた最低条件は、潤滑剤として使えるということです。よく塗るサプリメントというのも売っているのですが、今回私が求めていたのは塗るだけで効くというものではなく、セルフマッサージの為に使うものでした。なので、しっかりと滑ってくれないと困ります。で、結論から言えば、完全にこの最低条件を満たしていたので、それだけで私の中では合格です。ただ、欠点としてはしっかりとオイリーなので、使い終わった後はぬめぬめします。それが嫌な方にはお勧めできないです。同じマッサージオイル(マッサージローション)でもシトリックアミノやクリオのマッサージローションは使い終わった後にほとんどべたつきがありません。そういうものと比べるとこちらのマッサージオイルはしっかりぬめっています。もともと保湿オイルとして使われているものっぽいので、保湿オイルのしっとり感と言えば、印象は良くなるでしょう。女性の方にはマッサージがてらお肌すべすべになるので割とおすすめです。
そして、その上でマッサージ後に脚の軽さを感じ、ずっと抱えていた痛みも和らぎました。もちろん、マッサージ後なので脚が軽くなり、痛みが和らぐのは当然なのですが、プラスアルファで痛みが軽くなりました。そして、端的に言えば体が喜んでいるように感じました。ものすごく抽象的な表現ではありますが、今まで15年間走ってきて体の状態が良い時、悪い時を覚えており、マッサージオイルもいろいろ使い、治療器具も色々使ってきて、だいぶ体が敏感になってきているので、私は自分自身の感覚を信じています。やはり、体が喜ぶものはそれなりに身体に良いものです。
最後に価格面です。やっぱり200mlのサイズでたった2000円ちょっとというのは試しやすい価格です。クリオのマッサージローションは同じサイズで8000円くらいで買っていました。それでも満足度は高かったのですが、実は高校時代に夏合宿の時にクリオの赤壁さんという方が来てくださって、サンプルをくださって使わせてもらっていたんです。だから、買ったというのもあったのですが、2000円ちょっとだと使ったことがなくてもちょっと試してみようかなと思える内容です。
最後に匂いですが、匂いも私はリラックスできる匂いです。ターメリックの匂いがやや強くはあるのですが、それも含めてリラックスできる匂いです。何系の匂いかと聞かれても答えるのは難しいのですが、生薬系の匂いとリラックスアロマの混ざったようなにおいです。
是非試したい方は試してみて下さい。
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