top of page
執筆者の写真深澤 哲也

非現実的なほどデカい目標を設定するほど走力が伸びる理由

 あなたはランニングに関して、どのような目標の設定の仕方をしていますか?


 いや、ランニングに限らず、お仕事や人生全てにおいて、どのような目標を設定していますか?


 実際、多くの方が「現実的に目指せそう」な数字や事柄を目標にしていることが多いのですが、あなたはいかがでしょうか?


 例えば、本当はマラソンで2時間30分切をしてみたいとか、レースで先頭近くで走るランナーとスライドして自分もあんな走りができたら気持ち良いだろうな、とか思うものの、今の走力はまだマラソン3時間半も切れていないとします。


 このような場合において「現実的に考えて」3時間半切を目指そう、というような考え方をしてしまいがちではないでしょうか?


 これが、最終的には2時間30分を切りたい、でも、そのためのステップとしてまずは3時間30分を切るんだ、と思っているなら素晴らしいことです。ですが、心の奥底では2時間30分切りで走ってみたいなと思っているにもかかわらず、自分には分不相応だと思ったり、周りの目が気になったりして、3時間30分を切るという以上の目標を捨ててはいませんか?


 念の為誤解のないように書いておくと、決して2時間30分を目指すことが素晴らしく、3時間30分を目指すことがダメだということではありません。本当は叶えたい夢があるにもかかわらず、それを現実的にとか、分不相応だという理由で見ないようにするのがよくないということです。


 反対に、自分が本当にやりたいと思えることなのであれば、それが現状から見たら全くの絵空事で、非現実的で、もはや夢に思えるようなことであっても、それを目標にしてしまった方が、結果としては高いレベルに到達できるのです。


 実際に私自身、それはこの3年間でものすごく実感しました。


 今から3年前、ウェルビーイング株式会社で仕事を始め、そのタイミングで8年のブランクを経てランニングを始めました。


 私は高校時代は京都の洛南高校という強豪校で、バリバリ走っていました。ですが長距離走というのは半年も走らなければすっかり一般人です。ましてや8年も空くと走り始めはもうキロ6分の20分ジョグで筋肉痛みたいな有様です。走ることをやめていた時期は、タバコも吸ってたから、呼吸もキツくてたまらなかったです。


 しかしながらウェルビーイングでの仕事は、真剣なランナーさんに対するお悩み解決、願望実現のお手伝いをさせていただくことです。ということは当然、私自身が真剣なランナーであることが求められます。少なくとも最低限、それがランナーさんに伝わることは必須条件です。ということで、私が真剣なランナーであるということが伝わるためにと、まずはマラソンサブ3を目標にしました。


 この時私は、サブ3することが最終目標でした。これ自体は良かったです。しかし、私はそうしたいからではなく、そうしなければならないからと、この目標を立てていました。


 その結果、1年半経っても3時間16分までしか到達しませんでした。私はある落とし穴にハマっていたのです。これについては、後述します。


 私は3時間16分で初マラソンを終えたのですが、この時、本当に心から速くなりたいと願いました。それも、市民ランナーの中ではそうそう負けないようなレベルになって、実際にレースに出たら入賞したり、優勝したりできるようなレベルになったり、大きな都市型マラソンでエリート部門で出場したり、ということをしたいと思いました。そのためにどうしても2時間30分を切りたいと思いました。


 そこからの成長は速く、2年後には2時間30分を切りました。一番最初に立てた目標だったサブ3は、2時間30切りを目指して走り出してからたった2ヶ月後、練習での42km走でクリアしました。


ハマっていた落とし穴

 先ほど申し上げた「ある落とし穴」というのは何かについてお話しします。これは、実際多くの方がハマってしまうことなので、ぜひ私の失敗を踏み台にしていただければと思います。


 落とし穴というのは、本当にやりたいと思っていないことを目標にしたということです。私の場合は「サブ3をしたい」ではなく、「サブ3をしなければならない」というモチベーションで設定したのが間違っていました。


 これは往々にして起こり得ます。夢とか目標は、一見自分のやりたいことで設定したように思えるのですが、実はよくよく考えてみると世間体に引っ張られていたり、義務感から考えだしたことだったりということがよくあります。


 理想の未来を正しく設定することの威力は正直、凄まじいです。初マラソンを3時間16分で終えた時、私は心から2時間30分切りをしたいと思いました。その時からしたら、想像すらできないようなレベルの目標でした。ですが、心からそう思ったその夢を、理想の未来として設定することができました。


 そうすることで私は、その過程でサブ3、サブエガ、サブ40、2時間35分切りをポンポンと達成していくことができました。もし仮に、その時3時間16分だったからと言って、2時間30分切りなんて言ったら恥ずかしいと思ってまずはサブエガくらいを目指そうか・・と思っていたら、多分サブエガするのにもう少し時間がかかったでしょうし、今のベストタイムは2時間29分だったかどうかはわかりません。


 要するに最初からサブ3を目指すよりも、2時間30分を目指してしまって、その過程で3時間切りというのは当たり前になるし、効率よく走力が伸びていったということです。現状の外側にあるような、夢にも思えるようなことをゴールと設定することで、そこに至る過程でたくさんのことを達成することができる可能性が高まるのです。


 ただ、それは心からやりたいと思っていることでないと意味がありません。世間体とか、義務感からだとダメで、本当にやりたいと思うことで、かつ非現実的で夢にも思えるような目標を設定すると、圧倒的に効率よく走力が伸びていくのです。


大きな目標を設定するほど走力が伸びる理由

 とはいえ、大きな目標を掲げれば後は練習しなくても伸びるとか、そういう話ではありません。不可欠なのは、心から体に影響を与えることです。これが、非現実なほど大きな目標を設定するほど、走力が伸びる理由です。


 ここで考えていただきたいのは、心で思うことは全て現実になるのか?ということと、自分の可能性は全て生まれ持った身体的才能などによって全て決まっているのか?ということです。


 前者的な考え方のことを哲学の世界では「唯心論」と言い、後者的な考え方のことは「唯物論」と言います。そして、これらの考え方のことを「一元論」と言います。心もしくは体が一元的に存在しているという考え方です。 


 もし唯心論的な考え方をとれば、世の中全てが思い通りにならないとおかしいです。一億円が今欲しいと思ったら、今、手のひらの上に一億円を思い浮かべて、それをパッと出せないとおかしいということになります。


 反対に、唯物論的な考え方をとれば、私たちは生まれながらに人生において成せることの限界が全て決まっていて、仕事やスポーツ、勉強ができる度合いも全部自分の努力と関係なしに、生まれた瞬間に決まっていると考えることになります。でも、それは明らかにおかしいですよね。


 それと異なる考えをするのが「二元論」という考え方です。つまり、心と体がそれぞれ同時に存在しているという考え方です。つまりは、心で思うことが必ずしも思い通りにはならない(体で表現できるかどうかはわからない)し、かといって能力の限界が生まれながらに決まっているわけではなく、後天的にいくらでも伸ばせる余地があると考えることができます。普通は、このように考えますよね。


 そこで、この考え方の中で問題になってくるのは「心がどのようにして、体に影響を与えるのか?」ということです。心というのはいわば「情報」であり、体とは「物質」です。この世の中全て、情報が物質に対して影響を与えることで物事が動いています。


 これは私たちの心と体も全く同じです。心=情報 で思うことを体=物質 に影響させることで初めて、この物理空間での結果が変わります。


 そしてこれこそが、心からやりたいと思える大きな目標を理想の未来に設定することで、走力が大きく伸びる理由なんです。


 例えばマラソンで3時間を切りたいと思った時、どういう練習をやれば3時間が切れるか?と考えますよね。これはつまり、どんなトレーニング=情報 を体=物質 に入力すれば、どんな結果が出力されるのか?ということです。図に表してみると分かりやすいでしょう。



 つまりトレーニングというのは、ある目標を達成するために体に入力する情報です。また、そのトレーニングに対してどんな意味を持たせるのか?というのが、目標や夢といったゴールです。心からやりたいと思う、現状の外側にあるゴールを設定することは、あなたの中の「情報力」をとても大きなものにしてくれます。それが実際のトレーニングという情報と変換され、体へ影響することで、結果が大きく変わるのです。


 だからただ漫然と気が向くままに走るのと、絶対に2時間30分を切るんだ、今日はそのためのステップとしてのこの練習なんだ、と思って走るのでは、体への適応の仕方もやっぱり変わってくるし、そういう積み重ねは大きな差となって現れるわけですね。


理想の未来とはどうやって設定するのか?またそれをどのように体に影響させるのか?

 では、理想の未来とはどうやって正しく設定するのか?


 そして、どうやったら心が持つ情報を、体という物質に対して影響を与え、この物理空間での結果に繋げることができるのか?


 このような心理学的な問題を深く解説する講義をこの度、作成しました。それが、「池上秀志の夢を叶える講座2024年版」です

 この講義では、どのような思考(心=情報の使い方)をすれば、結果が良くなるのかを知りたい方のための講義であり、逆に思考や心の限界を解説します。


 先ほども申しましたが、いくら理想の未来を作ったとはいえど、限界はあるわけです。心で思えばなんでもできるなんてことはありません。言霊でなんでもどうにかなるとか、理想の未来を強く設定したらあとは寝てたらいいなんてことは全くありません。思考や心の持ち方が現実の結果(レース結果、年収、受験の合否、恋愛の成就などなど)に大きく影響を及ぼすのは事実である一方で、限界もまた当然ある訳です。


 そうすると、そもそもどのように思考や心が結果に影響を及ぼし、それはどの程度影響を及ぼし、その結果を良くするにはどのような思考や心の持ち方をすれば良いのかという三段階でくらいで考えておかなければなりません。そのための理論の部分から、実践の部分までを全て解説していくのがこの講義です。


 実際、私もこの講義を確認を兼ねて一回受講し、そしてもう一回集中して受講してみたのですが、これは今の私の思考の基礎となっている内容だと思いました。私がウェルビーイングに入ってからのこの3年間で


・マラソン未経験かつ、5kmジョグ(6’00”/km)で筋肉痛→マラソン2時間29分、ハーフマラソン1時間8分


・出張週3回、残業50時間、手取り月収約18万円→働く時間・場所自由、月照380万円(月収190万円)


 という変化を遂げることができた思考の、一番のベースになっているところです。


 そのベースは弊社代表の池上から叩き込まれました。忘れもしません、あれは2021年7月の出来事です。京都の西京極運動公園のベンチで、蝉が鳴きわめく中たった二人の社員研修をしていました。その時に池上から、思考、また心の使い方に関しての教えを受けました。


 あの時教えてもらった思考を、3年かけて少しずつ少しずつ実生活に影響を与えるように続けていって、それが徐々に実現していきました。あの時思い描いた理想の未来はすでに実現し、今ではさらなる理想の未来を追いかけています。


 この講義では、3年前に私が池上から教えてもらった心の使い方、心を体に影響を与える方法や理論を深く解説します。


 そんなこちらの講義を受講して頂いてあなたが得られる恩恵は以下の3点です。


・あなたの能力や可能性が最大限に発揮される


・年齢の割には若々しく元気でいられるようになる


・幸せになる


 約3時間の本講義と1時間の補足説明、PDF50ページ分の参考文献から構成されます。受講費はたった5000円です。


 お支払い方法はクレジットカード、PayPal、銀行振込よりお選び頂け、お名前や講義をお届けさせて頂くメールアドレスをご入力頂くだけでたった5分ほどで完了します。


 クレジットカードとペイパルでお申込み下さった方は自動返信メールで、銀行振り込みをお選びいただいた方には入金を確認後、手動でメールにて講義をお送りさせて頂きます。


 キャリアメール(ドコモ、ソフトバンクなど)の場合はごくまれにこちらからお送りさせて頂いたメールがはねられてしまい、届かないことがあります。お申込み頂いた直後(10分以内)に注文の確認メールが届かない場合はお手数をおかけしてしまい、大変申し訳ございませんがこちらをクリックして、問い合わせページに入りその旨お申し付けください。


 今回の講義は正直、心理学系のテーマということで、食いつきは悪いと思っています。ですが、、すでに3周受講した一受講生として、これだけは言わせてください。


 これは、本当に面白いです。


 そして、これまである程度池上のYouTubeや講義をご覧くださった方なら、なおさら面白いです。


 何より、この内容を実践していけば冗談抜きで人生いろいろ変わってくると思います。この機会に1人でも多くの方に人生を変えて頂きたいと思っています。


 人生を変えたいという方は、今すぐ下記のリンクをクリックして、お申し込みください。





ウェルビーイング株式会社副社長

らんラボ!代表

深澤哲也

閲覧数:209回0件のコメント

Comments


筆者紹介

​ウェルビーイング株式会社代表取締役

池上秀志

経歴

中学 京都府亀岡市立亀岡中学校

都道府県対抗男子駅伝6区区間賞 自己ベスト3km 8分51秒

 

高校 洛南高校

京都府駅伝3年連続区間賞 チームも優勝

全国高校駅伝3年連続出場 19位 11位 18位

 

大学 京都教育大学

京都インカレ10000m優勝

関西インカレ10000m優勝 ハーフマラソン優勝

西日本インカレ 5000m 2位 10000m 2位

京都選手権 10000m優勝

近畿選手権 10000m優勝

谷川真理ハーフマラソン優勝

グアムハーフマラソン優勝

上尾ハーフマラソン一般の部優勝

 

大学卒業後

実業団4社からの誘いを断り、ドイツ人コーチDieter Hogenの下でトレーニングを続ける。所属は1990年にCoach Hogen、イギリス人マネージャーのキム・マクドナルドらで立ち上げたKimbia Athletics。

 

大阪ロードレース優勝

ハイテクハーフマラソン二連覇

ももクロマニアハーフマラソン2位

グアムマラソン優勝

大阪マラソン2位

 

自己ベスト

ハーフマラソン 63分09秒

30km 1時間31分53秒

マラソン 2時間13分41秒

bottom of page