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執筆者の写真池上秀志

中村清の教え。最高の練習とは?2

 中村清先生がベルリンオリンピックに出場したのが1936年、インターミドル(現在のインターハイ)の優勝や日本記録を樹立したのは1930年代、教え子の瀬古利彦さんや佐々木七恵さん、新宅雅也さん、中村孝生さんらが大活躍されていたのは、1980年代、およそ50年の時間があります。半世紀ですよ、半世紀。うちの祖母はもはやスマートフォンというものが理解できず、イヤホンで電話をしていたり、ズームでテレビ会議をしていたも私が電話中ということが理解できません。


 逆に私たち世代は電報の打ち方が分かりませんし、つい最近まであった二層式洗濯機の使い方ですら分からない人が少なくありません。このように書けば、50年という時の流れがお分かり頂けると思うのですが、中村先生は50年間もの間、選手として、指導者として頂点に君臨し続けました。当然、その間に練習の理論も記録のレベルも目まぐるしく変わったにも関わらずです。


そんな中村先生が考える最高の練習とは?


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筆者紹介

​ウェルビーイング株式会社代表取締役

池上秀志

経歴

中学 京都府亀岡市立亀岡中学校

都道府県対抗男子駅伝6区区間賞 自己ベスト3km 8分51秒

 

高校 洛南高校

京都府駅伝3年連続区間賞 チームも優勝

全国高校駅伝3年連続出場 19位 11位 18位

 

大学 京都教育大学

京都インカレ10000m優勝

関西インカレ10000m優勝 ハーフマラソン優勝

西日本インカレ 5000m 2位 10000m 2位

京都選手権 10000m優勝

近畿選手権 10000m優勝

谷川真理ハーフマラソン優勝

グアムハーフマラソン優勝

上尾ハーフマラソン一般の部優勝

 

大学卒業後

実業団4社からの誘いを断り、ドイツ人コーチDieter Hogenの下でトレーニングを続ける。所属は1990年にCoach Hogen、イギリス人マネージャーのキム・マクドナルドらで立ち上げたKimbia Athletics。

 

大阪ロードレース優勝

ハイテクハーフマラソン二連覇

ももクロマニアハーフマラソン2位

グアムマラソン優勝

大阪マラソン2位

 

自己ベスト

ハーフマラソン 63分09秒

30km 1時間31分53秒

マラソン 2時間13分41秒

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