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執筆者の写真池上秀志

月刊Syokoトレーニング始めます。

皆さん、こんにちは!


 ランナーの為の体幹補強DVDには引き続き取り組んで頂いているでしょうか?


 私もずっと3年ほど継続してきており、体の変化を感じております。


 さて、本日は一つお知らせがあり、ご連絡させて頂きました。その前に、あなたの貴重なお時間を無駄にしないために、下記の項目に当てはまる方のみこのまま続きをお読みください。


・なるべく経済的で無駄な動きや無駄な力のない走りを身につけたい


・なるべく故障のリスクを減らしたい


・いつまでも若々しく引き締まった美ボディを身につけたい


・上記を実現するために週に2回から3回、1回20分、2000円の投資をしても良い


 上記に当てはまる方にはこれからお話しさせて頂くことが絶対にピッタリですので、是非最後までお読みください。


 実は10月より「今月のSyokoトレーニング」と銘打って毎月新しいランナーの為の体幹トレーニングをインターネットで動画配信させて頂くことに致しました。


 そもそも何故ランナーが体幹トレーニングをするのかということを詳しく知りたい方は過去の無料ブログ「長距離トレーニングは何故体幹トレーニングをするのか?」という記事をお読み頂きたいのですが、ここでも簡単に説明させて頂きます。


 簡単に説明させて頂きますと、体幹周りとお尻周りの筋肉とバランス感覚を鍛えることで故障の予防になることと、様々な運動神経や筋肉を鍛えることによって疲れにくい走りを身に着けることが出来やすくなり、記録の向上に役立つからです。


 このように書くと「走るのに必要な筋肉や運動神経は走ることによって身につくだろう」と思われる方もいらっしゃると思います。実際にそれはその通りです。だからこそ、体幹トレーニングは体幹補強や補強と呼ばれることが陸上界では一般です。その名の通り、足りないものを補うものであって、決して主たるトレーニングではないのです。


 関係性で言えば、食事とサプリメントの関係性と全く同じです。主たる栄養補給は食事でまかないます。ですが、追加で補った方が良いものについてはサプリメントを摂取します。それと全く同じ関係性です。


 基本的には走るのに必要な筋肉は走ることでつけられるのですが、プラスアルファで鍛えた方が良いトレーニングが体幹とお尻周り、それに加えて様々な運動神経を発達させた方が良いのです。


 走るという動作は言うまでもなく、体を移動させる動作です。その時に、右脚と左脚、右手と左手を交互に前に出す訳ですが、それらをつなぎとめている中心部分が体幹です。ですから、この中心部分が安定することで、四肢も無駄な動きがなくなり、連動し推進力に繋がり、力を抜きやすくなるのです。


 バランス感覚についても同様のことが言えます。あなたは片足で立ってどの程度力を抜いて止まることが出来るでしょうか?


 あるいは片足で立ってどの程度自由に動き回ることが出来るでしょうか?


 これが結構難しくて、色々なところに力が入ってしまったり、体が自分が思っているのとは違う方向に傾いてしまったり、動いてしまったりします。


 走りのようにある程度の速度で動いている物体には慣性の力が働いているので、見た目には真っすぐ前に進んでいるのですが、実は余計なところに力を入れて真っすぐに進んでいるということはよくあることなのです。よくあることどころか、私も含めて自分の体を100%思い通りにコントロール出来ている人というのはほとんどいません。


 ですから、完璧にならないにしてもなるべく完璧に近づくためにバランス感覚や細かい筋肉を鍛えて、四肢の力が抜きやすく、体の右側と左側、上半身と下半身が連動して、効率よく力を前方方向への推進力に変えるために行なうのが補強です。


 また、先ほどから運動神経を鍛えるということをしきりに書いていますが、運動神経は後天的に鍛えることが出来ます。よく生まれつき運動が出来る人のことを運動神経が良い、生まれつき運動が出来ない人のことを運動神経が悪いと表現しますが、実際には運動神経は後天的に向上します。


 そして、運動神経を向上させる最も良いやり方は単純な様々な動作が出来るようになるということです。単純だからと言って簡単であるとは限りません。


 例えばですが、箸を使うというのは筋力的には誰でも出来ます。ですが、日本や中国など箸を使わない文化の人たちからすると結構難しい運動です。


 あるいはパソコンのブラインドタッチも筋力的には誰でも出来るはずの運動ですが、一日に何千字、何万字と文章を打つというのをほぼ毎日、何年間も続けている人とほとんどパソコンを触らない人とでは雲泥の差があります。これが運動神経の差です。


 補強では様々な運動を通して、腹筋、背筋、お尻、ハムスト、ふくらはぎ、腕の筋肉と様々な単純だけれど、誰もが出来るわけではない運動を組み合わせて様々な運動神経や筋肉を組み合わせていくのです。


 そして、これも重要なのですが、実は最終的に専門性を高める場合においても、先ずは様々な神経回路を構築した方が良いのです。これは全てにおいて言えることです。


 例えば、野球やバスケットボールを極めようと思った場合、初めから野球しかやっていない人、バスケットボールしかしていない人よりも、色々な運動が出来る人が最終的に専門種目を野球やバスケットボールに絞った方が上までいける可能性が高いのです。


 走ることも同じで、走ることしかしていない人よりも様々な運動神経を持っている人が最終的に走ることに特化した方が上までいける可能性が高いのです。


 最近、中学生、高校生を指導していてそれを今まで以上に思います。やっぱりセンスが良いなと思う子は補強をやっても、動きづくりをやっても人並み以上です。ついでに言えば、私よりも上です。こういう子をしっかりと走ることに特化させれば、将来的には私を超えるんだろうなーと思っていたら、将来的にどころか滋賀県中学記録を作って、早速1500mでは私の自己ベストを超えられてしまいました。


 そういう風に割と人生の早い段階から出来る人もいるけれど、大人になってからでもやれば少しずつ出来るようになっていくので、少しずつ出来ることを増やして頂きたいなと思っています。


 あと、これは私自身の主観に過ぎないのですが、出来なかったことが出来るようになると小さなことであったとしても楽しいですし、自分が成長しているという実感が得られるので嬉しいです。


 実は私自身もSyokoトレーニングをやるようになって、この三年間でどんどんできなかったことが出来るようになってきて、褒めてもらえることも増えました。初めはどちらかと言えば「マラソンは速いのにこの程度のことも出来ないんだ」みたいな顔をされることが多かったのですが、ちょっとずつ「おっやるやん!」みたいな顔をしてもらえることが増えてきました。


 それがまた少しずつ少しずつ走りにも繋がってきているなと感じています。


 で、じゃあどういうトレーニングを具体的にやれば良いのかということですが、具体的な内容は体幹トレーニングの専門家であるSyokoに任せています。なにせ、京都府インターハイや近畿インターハイで総合優勝し、インターハイチャンピオンも産み出した京都橘高校の体幹トレーニングを担当するくらいですから、体幹トレーニングに関しては私よりもよっぽどSyokoの方が上です。


 そして、体幹トレーニングというのはこれが絶対に良いというものではなくて、ある程度新しい種目を取り入れていかないといけないのです。何故ならば、様々な筋肉と神経回路を構築することが補強の目標の一つだからです。


 その一方で、毎回毎回新しいものをやっているとなかなか身につきません。一つのトレーニング刺激に体が適応するのにはある程度の時間がかかります。


 そういったことを色々総合して考えた結果、一か月に一回新しいトレーニングを作ってもらい、たった2000円という安価な投資でご自宅で実施して頂けるように致しました。


 新しい種目に取り組むタイミングはなんとなく今やっているやつは出来てきたし、飽きてきたからそろそろ新しいなと思ったタイミングが良いと思います。要するに、あなた自身の感覚で決めて頂いて構いません。弊社としては毎月新しいトレーニングを出していきますが、人によっては毎月新しいのに取り組まれるでしょうし、人によっては2か月に1回新しいものに取り組まれるでしょうし、人によっては3か月に1回新しいトレーニングに取り組まれるでしょう。


 そのあたりは繰り返しになりますが「今やっていることが出来てきたからそろそろ新しいトレーニングにしようかな」と思ったタイミングか「そろそろ今のやつは飽きてきたから新しいやつに取り組もうかな」と思われたタイミングが良いと思います。


 基本的な考え方は3年前から変わっておらず、週に2回程度1回20分で取り組めるようにトレーニングを組んでおります。そして、週に3回取り組みたいという方の為に20分×3セット分ご用意しております。


 ユーチューブに限定公開しておりますので、インターネット環境さえあればいつでもどこでもご視聴いただけるようになっており、一度ご購入頂けましたら無期限でご利用いただけます。


 第一回は2024年10月12日、つまり本日より三日間限定でリリース致しました。私達と一緒にブレない走りと綺麗な体を手に入れたいという方は今すぐこちらをクリックしてお申込みください。



ウェルビーイング株式会社代表取締役

池上秀志


追伸

 実は様々な神経回路を作ってから後に一つの専門性を高めた方が上のレベルにいけるのは勉強も同じなんです。あんまり早い段階から一つの科目に限定して勉強させるのは良いことではなく、もっと言えば、小学生、中学生、高校生くらいまでは音楽、美術、スポーツなど総合的に慣れ親しませて、高校か大学くらいから少しずつ一つの専門性に持っていった方が一つのことをやらせたときに上のレベルに到達することが出来ます。


 実は私自身はそのあたりの理屈が大学生くらいになるまで全く分かっておらず、大学生くらいから慌てて様々なジャンルの映画を観たり、音楽を聴いてみたり、庭師の仕事をちょっと体験させてもらったり、陶芸をやってみたり、映像研究をやってみたりしてみました。


 まだ始めていないので、あまり偉そうなこともかけませんが、最近は苦手な数学に取り組んでみたいなと思っています。普段は日本語をたくさん読んだり、書いたり、話したり、聞いたりする仕事であり、会社経営をする上では歴史、経済、政治、法律などをよく使い、運動生理学も勉強するので化学や生物も少しは使うのですが、数学はほとんど使いません。せいぜい算数どまりです。


 そんな訳で、今後の課題として得意なことだけではなく、数学にも取り組もうと思っています。


 そして、実はもう一つ私の苦手なものがあり、それが運動なんです。実は私運動が昔から苦手で長距離走、マラソン以外の運動はことごとくダメなんです。そんな私ですが、Syokoさんに出会ってから少しずつ出来なかったことが出来るようになってきて、運動の楽しさが分かるようになってきました。


 いきなり野球とかバスケットボールとかサッカーとかズンバとかそういう難しいことをやれと言われたら出来なかったと思うのですが、Syokoトレーニングは本当に基本的な動作なんだけれども初めは出来なかったという種目がたくさんありました。


 そして、基本的な動作なのでなんとかやろうと意志すれば数か月の時を経て少しずつ出来るようになっていきます。それで運動の楽しさをこの歳になって少しずつですが味わっています。体を頭で理解するのではなく、体で理解するという感覚が分かってきてまた新しい喜びが分かるようになりました。


 そんな喜びをあなたにも味わって頂きたいなと思っています。

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筆者紹介

​ウェルビーイング株式会社代表取締役

池上秀志

経歴

中学 京都府亀岡市立亀岡中学校

都道府県対抗男子駅伝6区区間賞 自己ベスト3km 8分51秒

 

高校 洛南高校

京都府駅伝3年連続区間賞 チームも優勝

全国高校駅伝3年連続出場 19位 11位 18位

 

大学 京都教育大学

京都インカレ10000m優勝

関西インカレ10000m優勝 ハーフマラソン優勝

西日本インカレ 5000m 2位 10000m 2位

京都選手権 10000m優勝

近畿選手権 10000m優勝

谷川真理ハーフマラソン優勝

グアムハーフマラソン優勝

上尾ハーフマラソン一般の部優勝

 

大学卒業後

実業団4社からの誘いを断り、ドイツ人コーチDieter Hogenの下でトレーニングを続ける。所属は1990年にCoach Hogen、イギリス人マネージャーのキム・マクドナルドらで立ち上げたKimbia Athletics。

 

大阪ロードレース優勝

ハイテクハーフマラソン二連覇

ももクロマニアハーフマラソン2位

グアムマラソン優勝

大阪マラソン2位

 

自己ベスト

ハーフマラソン 63分09秒

30km 1時間31分53秒

マラソン 2時間13分41秒

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