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執筆者の写真池上秀志

もしも池上秀志が50歳でサブ3を目指すなら

更新日:2021年8月5日

 こんにちは、いつもお世話になっております、池上です。私がウェルビーイング株式会社を立ち上げて早1年半が経ちました。真剣なランナーの為のここでしか学べない日本一の学び場を作るというコンセプトで作った会社で、当初は周りから「絶対に無理だ」と言われていました。何故なら、サブ3達成者だけでも全体の2.9%くらいしかおらず、マラソンの平均タイムは4時間半なので、そんなレベルの高いこと言っても絶対に商売として成り立たないと言われてきたのです。ところがどっこい皆様のおかげで順調に1万人のランナーさんの目標達成をサポートさせて頂くというヴィジョンに向かって一歩ずつ進ませて頂いております。


 私自身も今は完全に市民ランナーとなってしまい、ウェルビーイング株式会社代表取締役としてのお給料だけで生活させて頂いています。皆様と同じ市民ランナーとして走り続ける中で、色々と学ぶこともあり、よりアマチュアランナーの皆様に有益な情報が発信できるようになってきたと感じます。ただ、そうは言っても、まだ3000m8分25秒で走る走力があるので、私が言っても響かないことがあるというのも感じています。


 これはやっぱりある程度は仕方ないなと思います。私自身市民ランナーとして走っていてもプロとして走っていたときの感覚が残っているので、これは明らかにアドバンテージです。このアドバンテージをシステム化して皆様にお伝えすることで、日本の誰よりも多くのエリート市民ランナーを輩出してきているのですが、とはいえ、響かない部分もあるだろうと思うことはあります。やっぱり市民ランナーにしては真剣すぎるというのは否定できません。


 そんな時、ある日ふと思ったのが「50歳になってもまだ走ってるのかな?」ということです。一つ断言できるのは、今ほど真剣に走らないだろうなということです。今はまだ、やり残したことをやり遂げたいという気持ちがあるのですが、もう50歳になったらさすがに5000m13分台で走りたいとかは思わないです。今の仕事をこよなく愛しているので、50歳になるころには今の仕事により多くの重点を置いているでしょう。でも、なんかやっぱり本当にお腹も出て、見た目もすっかりおじさんになって、ちょっと走ったら息が切れてみたいなのは嫌なんです。50歳超えても、引き締まった体で(特に膝下)、見た目もまだまだ若くて、市民ランナーの大会に出ても常に上位に入っていたいです。周りからどう思われるかとかではなくて、そういう自分をキープしたいですし、かっこいい50代の方が仕事やるにしてもテンション上がるかなと勝手に思っています。


 そこまで考えたときに、50歳になった時に私がどういうトレーニング計画を立てるのかという視点で考えてみると他の方にも役立つだろうなと思ったんです。プロの選手と言うのは基本的に目一杯の努力をします。目一杯の努力をするんだけど、ただ漠然と努力しても速くならないから色々研究を重ねていくうちにトレーニング理論が発展し、栄養や睡眠などリカバリーに関する知識も発展し、LLLTなどの様々な機器も発展してきました。さらには、心理学もどんどん発展してきています。そういう相乗効果で陸上競技の記録はどんどん速くなっています。


 プロの選手の練習は突き詰めるところまで突き詰めた結果なので、これを市民ランナーの方に応用すれば、爆発的に速くなるのは間違いないです。ただ、コンセプトとしてはプロの選手は目一杯の努力をしても体力、集中力、時間は限られているから出来るだけ効率の良い努力をするというのに対し、市民ランナーの方は予め自分がどこまでランニングに時間や労力を注ぎ込むのかを決めてその範囲内で出来るだけ効率の良い努力をして速くなろうというコンセプトになってくると思います。私も今はもう仕事に支障の出ない範囲内で走っているのですが、50歳になったら、更に「ウェルビーイングの為に走る」という意味合いが強くなると思います。やっぱり心身のウェルビーイングが実現できないなら、走っててももったいないですから。


 その時の私がどういう練習計画を立てるのか、年間スケジュールはどうするのか、ビーチバディはどうやって作るのか、そんなことをテーマにウェビナーで解説したいと思います。日時は8月14日の夜20時からズームにて開催します。参加費はたった2000円で時間は90分です。下記のURLをクリックして、お申し込みください。




閲覧数:773回2件のコメント

2 Comments


Manabu Kiyota
Manabu Kiyota
Jul 05, 2021

池上さんが50歳になっても仕事をしながら、引き締まった体、見た目も若い、市民ランナーの大会に出ても常に上位に入っていたら、最高にかっこいいと思います!僕もそうあるようトレーニング継続します。

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池上秀志
池上秀志
Jul 05, 2021
Replying to

お互いカッコいい自分でいられるように頑張りましょう!

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筆者紹介

​ウェルビーイング株式会社代表取締役

池上秀志

経歴

中学 京都府亀岡市立亀岡中学校

都道府県対抗男子駅伝6区区間賞 自己ベスト3km 8分51秒

 

高校 洛南高校

京都府駅伝3年連続区間賞 チームも優勝

全国高校駅伝3年連続出場 19位 11位 18位

 

大学 京都教育大学

京都インカレ10000m優勝

関西インカレ10000m優勝 ハーフマラソン優勝

西日本インカレ 5000m 2位 10000m 2位

京都選手権 10000m優勝

近畿選手権 10000m優勝

谷川真理ハーフマラソン優勝

グアムハーフマラソン優勝

上尾ハーフマラソン一般の部優勝

 

大学卒業後

実業団4社からの誘いを断り、ドイツ人コーチDieter Hogenの下でトレーニングを続ける。所属は1990年にCoach Hogen、イギリス人マネージャーのキム・マクドナルドらで立ち上げたKimbia Athletics。

 

大阪ロードレース優勝

ハイテクハーフマラソン二連覇

ももクロマニアハーフマラソン2位

グアムマラソン優勝

大阪マラソン2位

 

自己ベスト

ハーフマラソン 63分09秒

30km 1時間31分53秒

マラソン 2時間13分41秒

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