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執筆者の写真池上秀志

一関ハーフマラソン出場してきました。結果は如何に?

こんにちは!


 先日のブログでもお知らせさせて頂いたのですが、本日は一関ハーフマラソンに出場して参りました。トレーニングの延長のような感じで、終始最大心拍数の90%あたりを維持してゴールまでたどりつければと思っていました。


 改めて過去の記録を見てみると、だいたい私の場合ハーフマラソンは心拍数165から170でおしきっています。私の最大心拍数が180くらいで実際に、5000mのレースは終始心拍数が170から175あたりを推移し、ラストスパートをかけると極めて180に近づくので、ハーフマラソンレースもかなり高い心拍数を維持していると言って良いでしょう。


 今回は最大心拍数の90%くらい、つまり162くらいを維持していけばだいたいゴールタイムが66分切るか切らないかくらい、願わくば試合のプラスアルファの力が発揮出来れば65分台が久々に出せるかなという感触がありました。8日前の10㎞走が31分ちょうど(1㎞3分6秒ペース、ハーフマラソン65分半ペース)で、平均心拍数が162、心拍数がしっかりと上がるまでに2㎞ほど必要なので、後半は165くらいでしたが、いずれにしてもこれならハーフマラソン走り切れるかなという感触を持ってのレースでした。


 スタートすると、予想通りケニア人選手二人にJR東日本の作田選手や駒澤大学の選手などが先頭集団を形成し、私はその後ろの第二集団につきました。なんとなく、先頭集団が1㎞3分を少し切るペースでいっているのかなと思いつつ、第二集団で1㎞3分5秒前後かなと思っていたのですが、意外と人数が少ないです。


 時計を見ずに自分の感覚で走っていたのですが、2㎞地点で時計をみると6分ちょうど、ちょっとペースが速いかなと思いつつも自分の感覚的には1㎞3分5秒くらいのペースですし、心拍数もやや高いものの165だったので、まだ全然大丈夫とそこについていました。


 2㎞過ぎの跨線橋のアップダウンでややリズムが変わりつつも冷静に対処できていました。ところが、ほぼほぼぴったり3㎞地点で右足のふくらはぎが一回ブチッと来ました。ブチッと来ましたが、そこはいったん落ち着いてそのまま走り続けました。ちょっとブチッと来る程度のことはよくあることです。


 まあまあ気にせずに行こうと思いつつも、もう一回来そうな感覚があったので、少しペースを落として自重しました。そこは落ち着いて冷静には走っていたのですが、再び3.5㎞あたりでブチッと来て、これ以上はもう走れませんでした。ここも一回大きな衝撃が来て、すぐにおさまるというパターンもなくはないので、一回ジョギングして、歩いて、脚の状態を確認し、もう一度走り出したのですが、どうしても無理でした。


 今日はハーフマラソン1時間50分を目標に走られる弊社のお客様も走られており、レース前にはケリチョゴールドも見せながら、ご挨拶に来て下さったので、このままペースを落し、自分も一緒に1時間50分くらいでゴールしようかなとも思ったのですが、ジョギングでも痛みが増していき、それを21㎞まで続けた後ふくらはぎがどうなるのかが想像できなかったので、潔くそこでやめ、ゴールまで歩いて帰り、すぐにアイシングすることにしました。


 残念なことこの上ないのですが、今回は本当に調子も良く、練習も最後の調整も良い感じでいけました。最高の状態が作れたというよりは、着実に普通のレベルが上がっていったという感じでしょうか。


 最後の調整もいわゆる刺激というか、最後にレースペースかそれよりも速いペースでやるような練習は入れずに、低強度から中強度の持久走と中強度の持久走でどのくらい走力が維持できるのか試してみましたが、8日前にレースペースで10㎞走を入れた後は中強度走二回(20㎞と10㎞)、完全休養と積極的休養を1回ずつ、あとは15㎞の低強度から中強度走を2回、レース前日は低強度から中強度走で体が良い状態に仕上がりました。


 繰り返しになりますが、良い状態というよりは極めて普通に近い状態ではあるけれども、余分な疲労が取れていつもより2,3割増しの体の状態になりました。


 スピード練習を頑張りすぎて、気づかないうちに疲労をため込み、レース前になって練習を落すとたまっていた疲れが一気に出てきてレース当日には体がだるくてどうにもならないということが多かったのですが、今回は土台作り的な練習を中心に、インターバルには一切取り組まず、レースが近づいてきてもあまり流れを変えずに、全体的な練習量だけ6割から7割程度まで落としてレースに臨みました。


 定石通りと言えば、この上なく定石通りなのですが、なかなか定石を自分の練習に上手く落とし込むのも上手くいかない時もあるので、今回は感覚的にはこんな感じかなというのが掴めたレースになりました。


 ただ、レース前は一切気にならなかったところを肉離れして途中棄権したというのは今回が初めてです。今まで、レース前からもうかなりヤバいなと思いつつ、最後に一か八かでレースに出たら完全に走れなくなってしまったということはありますが、レース前に全く気になっていなかったところを痛めて途中棄権というのは初めての経験です。


 ずっと左足のアキレス腱に痛みがあって、かばっていたので気づかないうちに右足のふくらはぎが張っていたのかもしれません。いずれにしても、体の手入れを怠っていたなーと反省です。車でも体でもメンテナンスが大事とはよく言いますが、メンテナンスとは維持を意味する言葉であり、痛めたから治療をする前に、日ごろからなるべく良い状態を維持するように心がけておかなければいけないのに、出来ていなかったんだろうなととても反省しています。


 いずれにしても、いよいよ秋からのロードレースシーズン、マラソンシーズン本格的に始まったという感じです。引き続き頑張っていきましょう。


 私はこのままだと三日間は初代、二型、三型池上機に囲まれての治療生活、そのあと少しずつジョギングから始められたら良いなと思っています。

閲覧数:696回2件のコメント

2 Comments


お疲れ様でした。加齢とともに肉離れリスクは高まると思います。(左足のアキレス腱痛も遠因だったかもしれませんが)ふくらはぎサポーターにより、筋振動を抑えれば、肉離れ予防に効果大だと感じています。私は強度を上げて走る時には、ハムとふくらはぎに、サポーターを使っています!

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14timki
14timki
Sep 29

お疲れ様でした。調子が上がっていただけに残念ですね。序盤の快走から噛み合って良い記録が出た可能性は十分にあると思います。マラソンは一寸先は光明で一寸先は闇だと言ったマラソンランナーがいましたが、ホント何が起こるか分かりません。今はとにかく脚をいたわって大事にして下さいね。

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筆者紹介

​ウェルビーイング株式会社代表取締役

池上秀志

経歴

中学 京都府亀岡市立亀岡中学校

都道府県対抗男子駅伝6区区間賞 自己ベスト3km 8分51秒

 

高校 洛南高校

京都府駅伝3年連続区間賞 チームも優勝

全国高校駅伝3年連続出場 19位 11位 18位

 

大学 京都教育大学

京都インカレ10000m優勝

関西インカレ10000m優勝 ハーフマラソン優勝

西日本インカレ 5000m 2位 10000m 2位

京都選手権 10000m優勝

近畿選手権 10000m優勝

谷川真理ハーフマラソン優勝

グアムハーフマラソン優勝

上尾ハーフマラソン一般の部優勝

 

大学卒業後

実業団4社からの誘いを断り、ドイツ人コーチDieter Hogenの下でトレーニングを続ける。所属は1990年にCoach Hogen、イギリス人マネージャーのキム・マクドナルドらで立ち上げたKimbia Athletics。

 

大阪ロードレース優勝

ハイテクハーフマラソン二連覇

ももクロマニアハーフマラソン2位

グアムマラソン優勝

大阪マラソン2位

 

自己ベスト

ハーフマラソン 63分09秒

30km 1時間31分53秒

マラソン 2時間13分41秒

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