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執筆者の写真池上秀志

LLLTに関するご質問とそれに対するご回答

こんにちは!


 今回はLLLTに関するご質問とそれに対する回答を紹介させて頂きます。初めに簡単にLLLTについて紹介させて頂きますと、私が初めてLLLTの存在を知ったのは大学生の時にシンスプリントになり、その際に私のコーチから「LLLTが現在存在する治療器具の中で最も深部の組織にアプローチすることができる」と教えて頂いたことがきっかけです。


 その後LLLTについて色々調べていくうちに、多くの効果を知り、現在は故障からの早期回復とトレーニングからの回復を促進するために使用しています。そんなLLLTに関するご質問は以下の通りです。


質問

顔や頭向けだけでなく、体に向けて照射する場合にでも、サングラス越しに目を瞑っていても、赤く眩しいくらいに光を感じるのですが、問題はないのでしょうか?


 太陽光を直接見ては行けないのと同じレベルの禁止具合なのか、それともllltの光はそれ以上に危険なのでしょうか?


 ニキビ予防とかハゲ予防とかの効果もあるとのことなので、顔の近くで使用する方もいると思う?ので大丈夫かと思ったのですが、同じ生活空間にいる家族も多少なりとも目にはいってしまうので聞いてみようとのことでご連絡させていただきました。


 お忙しいところ申し訳ありませんが、教えていただけたら嬉しいです。ちなみに購入してから効果を実感したことがありません。良い記事は拝見するのですが、同じように効果を感じないという方もいらっしゃいますか?」


 これに対する私の回答は以下の通りです。


回答

「ご質問ありがとうございます。


 先ずは肉眼で見ても大丈夫なのかどうかということですが、あまりにも近くで目を開けてはっきりと見つめると目を傷めることがあります。これは太陽を直接目で見るとあまりにも強い光の為に痛めてしまうのと同じです。ただ、自分でまぶしいと感じるほどでなければ、太陽に照らされた世界を見ても全く問題がないのと同様に全く問題がありません。


 また、目にも細胞はあるので、近くで開眼状態で使用しない限りは目にも良く、視力が回復した例もあります。ただし、この場合は閉眼状態での照射が望ましいです。また、この例に限らずまぶしくて疲れを感じたり、目が痛むようでしたらサングラスを着用してご使用ください。


 効果を感じられないというのももちろん真摯にお答えしなければならないことだと思います。


 まず、いくつかの例を挙げさせて頂きたいと思います。


 先ず第一に、LLLTは細胞を正常化することによって様々な不具合にアプローチするので、元々の細胞の正常化を超える働きはありません。


 例えば、傷ついた毛根を修復して再び毛が生えてくることはあっても、照射しつづけることでチンパンジーのようになることはありません。また、疲れや精神的なストレスによって男性ホルモンが低下している人が睾丸に照射すると男性ホルモンの値が元に戻ることはあっても、女性に照射し続けると男性ホルモンの値が増え続ける訳ではありません。


 同様に、トレーニングによって炎症反応が生じていれば、照射によって回復することはありますが、照射するだけで走力が向上し続ける訳ではありません。


 第二に、効果を感じられないとおっしゃる方の中で、患部にしか照射されていない方も多くいらっしゃるのですが、患部と全身のなるべく広い範囲の両方に照射することで効果を感じられるケースも多いです。これは体は部分的に動いているのではなく、全身の反応として患部に痛みが出たりしているケースもままあるからであり、少なくともより広い範囲に照射することでより多くの細胞のエネルギー産生量が上がり、自然治癒力が高まるからです。


 第三に、これは私自身の個人的な感覚ですが、効果を感じやすい時と感じにくい時があります。


 例えば、疲労骨折の場合、いくら研究結果では骨の治癒を促進するという結果が出ていたとしても、照射してニ、三日でくっつくとかそういうことはないので、分かりにくいです。効果はあるのでしょうが、感じられません。


 一方で、治りかけとか痛み始めとか、まだなんとかなる範囲内であれば、非常に効果を感じます。今は走れるようにはなっていますが、まだ疲労骨折していた場所やその周辺に痛みを感じますし、練習後は少し炎症反応が活発になりますが、この程度であれば練習後に照射してすぐに戻して次の練習までには元に戻っているか、よくなっているので練習をしながら治していけています。


 また、トレーニングからの回復に関しても、そもそも練習が楽な時はそもそもがあまり疲れていないのであまり効果を感じません。一方で、練習がきつい時ほど、その回復の度合いに違いを感じます。


 ざっと書いてきましたが、一番よくあるのは患部にしか照射していなかったけれど、患部以外のなるべく広い範囲に照射をすると効果を感じられるようになったというケースです。例えば、膝に痛みがある場合でも上半身に照射することで治癒効果が増すことが多々あります」


 LLLTについてもっと知りたい方はこちらをクリックして、問い合わせページに入り『詳説LLLT』とご入力の上、送信して下さい。LLLTについてざっと解説をした小冊子(PDFファイル)をお送りさせて頂きます。


 また、もっと気合いを入れてLLLTの全てが知りたいという方はこちらをクリックして「日本一長くて難しいLLLT解説」という無料ブログをお読みください。「LLLTについてこんなにも詳しく解説されている無料ブログがあるのか!」と感動するか「あかん。難しすぎるし、長すぎる」とため息をつくことになるかの二つに一つです。

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筆者紹介

​ウェルビーイング株式会社代表取締役

池上秀志

経歴

中学 京都府亀岡市立亀岡中学校

都道府県対抗男子駅伝6区区間賞 自己ベスト3km 8分51秒

 

高校 洛南高校

京都府駅伝3年連続区間賞 チームも優勝

全国高校駅伝3年連続出場 19位 11位 18位

 

大学 京都教育大学

京都インカレ10000m優勝

関西インカレ10000m優勝 ハーフマラソン優勝

西日本インカレ 5000m 2位 10000m 2位

京都選手権 10000m優勝

近畿選手権 10000m優勝

谷川真理ハーフマラソン優勝

グアムハーフマラソン優勝

上尾ハーフマラソン一般の部優勝

 

大学卒業後

実業団4社からの誘いを断り、ドイツ人コーチDieter Hogenの下でトレーニングを続ける。所属は1990年にCoach Hogen、イギリス人マネージャーのキム・マクドナルドらで立ち上げたKimbia Athletics。

 

大阪ロードレース優勝

ハイテクハーフマラソン二連覇

ももクロマニアハーフマラソン2位

グアムマラソン優勝

大阪マラソン2位

 

自己ベスト

ハーフマラソン 63分09秒

30km 1時間31分53秒

マラソン 2時間13分41秒

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