日本人は比較的肥満の人は少ないのですが、脂肪燃焼に興味のある方は多いと思います。外見を気にして痩せたいと思う人も多いのですが、実は肥満は健康上のリスクに直結し、心筋梗塞、脳卒中、Ⅱ型闘病病のリスクを高めます。健康に悪いのは見た目が太っている人ではなく、内臓脂肪の多い人です。また適度な運動は体内の程度で慢性的な炎症レベルを下げるため、見た目が太っていて運動しない人よりも、運動していて比較的内臓脂肪の少ない見た目は太っている人の方が健康的です。
さて、今回はLLLTと脂肪燃焼の関係について、簡単に解説したいと思います。2015年のブラジルのサンパウロ大学での研究では、64人の肥満女性を対象に20週間、1.週三回、有酸素運動+筋トレ+LLLT(808ナノメートル)のグループと、2.週三回、有酸素運動+筋トレのグループに分けて対照実験が行われました。
結果は明らかで、LLLTを組み合わせたグループではそうではないグループに比べて二倍の脂肪燃焼が確認されました。また、骨格筋の上昇率もLLLTを使ったグループではそうではないグループに比べて有意に増大していました。
その他の研究では2013年にジョージワシントン大学の研究チームが8人の肥満女性を対象に二週間、隔日で20分間635ナノメートルの光を照射し、ウエスト、ヒップ、大腿部の周囲を図ったところ、平均して7.59㎝細くなっていることが確認されました。この実験においては、運動はしておらず、LLLTのみです。
肥満の方ほど、成果は出やすいので、既に走って痩せている方では見る見るうちに痩せていくということは、無いと思いますがLLLTの脂肪燃焼効果、更には運動と組み合わせることで骨格筋が増えやすいことは研究で確かめられています。
LLLTについてより詳しく知りたい方は「LLLTのメカニズムはどのようなものか」の記事をご覧ください。
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